サンフレイム(ササファイヤーの12) 第9戦


キャロットクラブ出資愛馬第24号は、ずっと狙っていたササファイヤーの子。

2010年産のマズルファイヤーも狙っていたが、体重が大きすぎて嫌いギリギリで購入せず。しかし、重賞2着に皐月賞7着と大活躍。逃した魚は大きく、今度こそはの気持ちで購入。

父キンシャサノキセキはこの世代がファストクロップで未知数。しかし、母の仔出しと1度お願いしたかった大久保龍志厩舎ということで購入。

・・・にしても、2歳4月になっても残口表示もないくらいの売れ行きの悪さ。あまりに売れないため、馬主都合で早期入厩することに。結局、この無理矢理早期入厩策が功を奏し、4月15日に完売(苦笑)。

クラブ全体でも世代一番目のデビューだったが掛かるしまっすぐに走らないし、追ってもジリジリとしか伸びずに9着大敗。そして何よりもノドなりが深刻。

続く2戦目も4か月ぶりの出走で成長が期待されたが、ノドなりの影響でブービーと大敗。しかし、ノドなりが完治したとしても勝ち負けは無理そうなここまでの走り(T_T)。大物感はゼロ。課題が多く、やってもうた感は満載。実績通りササファイヤー産駒の牝馬は走らないのか。

そしてそんなこんななので一流の大久保龍志厩舎ではお荷物となり放置プレイ。たった2戦で大久保龍志厩舎を去り3月からの新規開業・西村真幸厩舎へ転厩。西村真幸調教師は転厩緒戦にベテランで教育上手の四位洋文騎手を指名。その四位洋文騎手は返し馬で使って良くなりそうな手応えを感じ、逃がして最後まで目一杯に追い切り次走への道筋をつけてくれた。

その次走は優先権が獲れなかったため、芝のレースは諦めダートの出られるレースにねじ込むと宣言。中1週で当初想定されていた牝馬限定戦も結果的にフルゲート割れで出走できたが、超弱面揃いの同日の一般戦に投票。

結果、超弱面に恵まれ走破時計も遅く、平凡以下の内容だったが、優勝!!4戦目にして未勝利を脱出してくれた。未勝利戦は勝つことが何よりも大事。この貴重なチャンスを生かし切ったことに感謝したい。

西村真幸厩舎の記念すべき初星となり、サンフレイムの名は永遠に厩舎の歴史に刻まれた。

昇級してからは7着8着程度までだが、後続とはギリギリながらも出走奨励金を獲得してくれる走りは馬主として本当に有り難い。

前走後、追い切りにて右前脚の深管骨りゅうを発症。長引きそうなのでノーザンファーム空港牧場まで移動しノドの手術も実施。

懸念されていたノドも良くなり、7か月もの休養期間を経たことからパワーアップが期待された前走だったが、全く良いところがなく16着大敗。


前走後在厩で調整され次走は3月26日 中京6R 500万下 ダート1200m 牝馬限定 定量か3月27日 中京8R 500万下 ダート1200m 定量か同日の 阪神8R 500万下 ダート1200m 混合 定量の3鞍睨み。

しかし、3月27日 阪神8R 500万下 ダート1200m 混合 定量に出走!!

フルゲート16頭のところに想定数は15頭。結局15頭で確定。

ちょっと待ったれぃ!!キャロ公式HPで予定の全レースに”出走可能A”の表示。ならばこんなにメンバーの豪華な牡馬とのしかも混合戦に出走するよりも牝馬限定戦だろうにッ!!

しかも素晴らしい鞍上を確保出来たのならともかく、国分恭介騎手程度では・・・。

長期休養明けを1度使われた上積みに期待したいが、前走の内容があまりにも不甲斐なく、いきなりの変わり身は期待しづらい。


14着/11番人気。

勝ち上がった実績のあるコースでも大敗。今回は1度使われてスタートは良かったが、二の脚が遅くポジションを取るのに脚を使ってしまい、終いは早々に脱落。4角のペースが上がるところでもついていけずスピード不足を露呈。

こうなると短距離では厳しく、ゆったり走れる距離延長か交流戦を目標にしたいところ。


レース回顧と時計の分析、レース後の国分恭介騎手と西村真幸調教師のコメントを掲載。

(2016年3月29日完結)

2016年3月23日立ち上げ

●前走後、在厩で調整され次走は3月26日、27日のダート1200mの3鞍のいずれかに出走予定

 昨年3月開業の西村真幸厩舎の記念すべき初星となり、その名は永遠に厩舎の歴史に刻まれた我らが愛馬サンフレイム。昇級してからは7着8着程度までですが、後続とはギリギリながら(汗)も出走奨励金を獲得してくれる走りは馬主として本当に有り難いことです。


 前走後、追い切りにて右前脚の深管骨りゅうを発症してしまいます。長引きそうでしたので北海道のノーザンファーム空港牧場まで移動。同時に懸念されていたノドの手術も実施しました。

 懸念されていたノドが良くなり、7か月もの休養期間を経たことから成長などパワーアップが期待された前走でしたが、行き脚がつかず直線も伸びずで全く良いところがなく16着大敗してしまいます。久々の芝でしたし良い走りをと思っていただけに非常にショックは大きなものでした。


 前走後は在厩で調整され、次走は3月26日 中京6R 500万下 ダート1200m 牝馬限定 定量か3月27日 中京8R 500万下 ダート1200m 定量か同日の 阪神8R 500万下 ダート1200m 混合 定量の3鞍睨みということです。

 長期休養明けを1度使われた上積みに期待したいところですが、前走の内容があまりにも不甲斐なく、いきなりの変わり身は期待しづらいというのが本音です。

これ以降は2016年3月24日に作成

●気になる出馬想定表(3月27日 阪神8R)

出馬想定表 3月27日 阪神8R 500万下 ダート1200m 混合 定量 フルゲート16頭 想定数15頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アイファーハート  3/12 500万 中京ダ1200 13 13 11 10 14
エオロ  3/05 500万 阪神ダ1200 10 10
オヤカタ 岩崎翼  2/13 500万 京都ダ1400 15 15 13 13
サンビショップ 川島信二  3/12 500万 阪神ダ1200 15 11 13
サンフレイム 国分恭介  3/05 500万 小倉芝1200 16 12 13
ゼクト 北村友一  3/06 500万 小倉ダ1000 14
セトアロー 松若風馬  3/06 500万 小倉ダ1000
ダイシンバルカン 川田将雅  1/24 500万 京都ダ1400
ティーエスカクタス  3/05 500万 小倉ダ1000 10
ナガラブルボン 藤岡佑介  3/05 500万 小倉ダ1000 13
ハドウホウ 水口優也  3/12 500万 阪神ダ1200 11 11
ボストンビリーヴ 森裕太朗  3/12 500万 阪神ダ1200
メイショウカフウ 武幸四郎  3/05 500万 阪神ダ1200 11 11
ロードメビウス 松田大作  3/06 500万 小倉ダ1000 12
ワキノハガクレ 小牧太  2/21 500万 京都ダ1200

表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在15頭出馬想定されています。信頼できるクラブ公式HPでは”出走可能A”のジャッジです。

 サンフレイムは3鞍睨みでしたが、


3月26日 中京6R 500万下 ダート1200m 牝馬限定 定量

3月27日 中京8R 500万下 ダート1200m 定量

3月27日 阪神8R 500万下 ダート1200m 混合 定量



 昨日発表されたクラブ公式HPでのこの3鞍の出走可能予想は全鞍”出走可能A”でした。すなわち、どのレースでも希望すれば出走が叶うということです。

 普通に考えればこの3鞍、相手関係の難しい順に


(最も相手軽い)


牝馬限定でしかも第三場 3月26日 中京6R



牡馬との一般戦だが第三場 3月27日 中京8R


牡馬との一般戦でかつ○外も走れる混合戦でかつ主場 3月27日 阪神8R


(最も相手強い)



と考えられるわけですが、

想定されているレースは3月27日 阪神8R の混合戦(>_<)です。

なぜ、そこを選ぶのか??


選ぶ理由 その一 良い騎手が確保できたから?

国分恭介騎手確保でこの騎手でなければならないという騎手ではありません。



選ぶ理由 その二 混合戦とは言え想定メンバーが軽いから?

27日阪神8Rは想定段階で前走3着馬が5頭、前走4、5着馬が4頭と

前走16着のサンフレイムが出走奨励金を貰える確率は天文学的に低いメンバー構成となっております(T_T)。


 他には27日阪神8Rを選択する理由がわかりません。そりゃ、牝馬限定戦だと除外対象などというのならそれもわかりますが先述しましたように出走可能です。

 たださえ期待出来ない1戦なのに、これはますますもって走る前から大敗覚悟と言った厳しい展開が予想されます。

 そしてレース後

「優先権が取れなかった為、短距離戦は中1、2週では出走が難しく・・・」

というお約束の定型句が炸裂し無意味に長い休養に入ってしまうことでしょう。

●追い切り情報(3月24日更新)

前走前 3月2日 小倉ダート 稍重馬場 馬なり余力

助手
5F 67.2
4F 51.6
3F 38.5
1F 12.6[6]


3月8日 栗東プール 2周

3月9日 栗東フール 2周

3月10日 栗東プール 4周


3月11日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 64.0
3F 45.5
2F 29.4
1F 14.4


3月18日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 53.4
3F 38.1
2F 24.8
1F 12.5


3月24日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 54.2
3F 38.2
2F 24.4
1F 12.0
 3月11日、前走後初めての追い切り時計を計時しました。まだ終い2ハロンのみ15秒程度の軽い追い切りです。

 3月18日、一杯に追い切られました。坂路4Fは53.4秒と悪くなく、何よりも終いが12秒5となかなか優秀です。長期休養明けを1度使われて動きはさすがに良くなっているようですね。とにかく次は良い走りを見せて欲しいですね。

 3月24日、全体の時計も水準級ですが、何よりも終いの12秒0の伸びが素晴らしいですね。この追い切りの動きを見ていると掲示板くらいには載れそうな馬なのですが・・・。
 私ほっさんの追い切り評価は「A−」です。2週続けて一杯に追い切られていますし、最後までしっかりと伸びていて内容が良いですね。これでレースでさっぱりなら能力的なものでしょうね。この動きが出来る馬ならもっとやれていいはずです。
 デイリー馬三郎では”好気配B”とかなり高い評価をいただいております。競馬ブックでは”多少上向く”という評価です。
 以下は同日(3月24日)更新されましたクラブ公式HPサンフレイムの近況報告です。
「今朝は坂路で終い重点の追い切りを行いました。朝一番で馬場状態がいい時間帯でしたので、時計自体はこのくらい出てもおかしくはないのですが、それにしても楽に動けていましたし、気配はいいですね。馬体重自体は大きく絞れたというわけではありませんが、見た目には太いというより幅が出たという印象で、コズんだ感じもなく気配はいいんです。あとは一度使った上積みとダートに戻しての変わり身を期待したいと思います。ダート1200mの番組はいくつかありましたが、想定などを見て検討した結果、日曜阪神のダート1200mに国分恭介で使わせていただくことにしました」(西村師)27日の阪神競馬(4歳上500万下・ダ1200m)に国分恭騎手で出走いたします。
 想定を見た結果で27日の8Rを選んだそうですが、これは正直疑問ですね。しかし、状態は良いようですから結果で黙らせて欲しいですね。

●出馬確定表

出馬確定表 3月27日 阪神8R 500万下 ダート1200m 混合 定量 出走数15頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
エオロ 田中博康  3/05 500万 阪神ダ1200 10 10
オヤカタ 岩崎翼  2/13 500万 京都ダ1400 15 15 13 13
サンビショップ 川島信二  3/12 500万 阪神ダ1200 15 11 13
サンフレイム 国分恭介  3/05 500万 小倉芝1200 16 12 13 A−
ゼクト 義英真  3/06 500万 小倉ダ1000 14
セトアロー 松若風馬  3/06 500万 小倉ダ1000
ダイシンバルカン 川田将雅  1/24 500万 京都ダ1400
ティーエスカクタス 菱田裕二  3/05 500万 小倉ダ1000 10
デンコウライド 北村友一  5/02 500万 新潟ダ1200 12 16
ナガラブルボン 藤岡佑介  3/05 500万 小倉ダ1000 13
ハドウホウ 水口優也  3/12 500万 阪神ダ1200 11 11
ボストンビリーヴ 森裕太朗  3/12 500万 阪神ダ1200
メイショウカフウ 武幸四郎  3/05 500万 阪神ダ1200 11 11
ロードメビウス 松田大作  3/06 500万 小倉ダ1000 12
ワキノハガクレ 小牧太  2/21 500万 京都ダ1200

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり

結局、想定通りの27日阪神8Rで確定しました。

●阪神ダート1200mコース解説

 フルゲート16頭。スタート地点は向正面直線の左端、2コーナー出口。最初の3コーナーまでの距離は342m。スタートしてから200mは平坦で、残り1000mから緩い下り坂。4コーナー出口まで下りが続き、残り200mが急坂となる。最後に坂がある分、京都のダート1200mほど露骨な前残りにはなりにくく、外からの差しが決まる。ただし、短距離戦だけに全体的に見れば逃げ・先行勢が有利。
 枠順は概ねフラットだが、気持ち外がいい。
頭数、脚質やメンバーによって事情が違ってくるのだが、1200mはダートコースのスタートなので枠順にかかわらず、テンのダッシュ力がある馬が先手を奪いやすい。よって、同じ前へ行く馬でも被されるリスクが少ない枠がいい。ただし、コーナー角度はキツイので外目に進路を取る馬は上手く回らないと、外に振られる。
 芝と同じくパワータイプの馬が優勢。前で押し切るにも差すにも馬力が必要。
有利な枠順 8枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント
先行力、パワー
種牡馬ベスト クロフネ、サウスヴィグラス、ファスリエフ、ダイワメジャー
連対騎手ベスト 福永祐一、浜中俊、川田将雅、幸英明、岩田康誠、武豊
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分14秒1 1分14秒7 1分13秒2 1分13秒1
2歳未勝利 1分14秒1 1分14秒0 1分12秒9 1分13秒4
2歳500万 1分13秒0 1分12秒2 1分12秒6
3歳新馬 1分14秒4 1分14秒0 1分13秒3 1分12秒7
3歳未出走 1分14秒5 1分13秒8 1分12秒2
3歳未勝利 1分13秒9 1分13秒7 1分13秒0 1分13秒3
3歳500万 1分13秒0 1分12秒4 1分12秒2 1分12秒2
古馬500万 1分12秒7 1分12秒5 1分11秒8 1分11秒9
古馬1000万 1分12秒1 1分11秒7 1分11秒4 1分10秒8
古馬1600万 1分11秒4 1分10秒2 1分10秒9
古馬オープン 1分10秒6

●騎手は国分恭介騎手 ほっさん評価「D」

 今回のサンフレイムの鞍上は国分恭介騎手です。サンフレイムとは昨夏に1度騎乗していただき、11番人気でしたが7着と出走奨励金を確保してくださいました。ここ2年は通算成績を大きく下回り成績は低迷していましたが、今年はここまで好調で成績も上昇しています。

 私の中ではそんなに期待の大きな騎手ではありませんが、サンフレイムとは手が合うような気がしますし、今回も出走奨励金を確保して欲しいですね。


 2016年3月24日現在通算180勝(重賞1勝)。勝率3.8パーセント、連対率8.0パーセントと低い。昨年(2015年)は12勝、勝率2.5パーセント、連対率5.9パーセントと2年連続で低迷。本年(2016年)はここまで5勝。勝率4.8パーセント、連対率8.6パーセントと好調なスタートを切った。



 国分 恭介(こくぶん きょうすけ)、1990年12月27日生まれの25歳、JRA(日本中央競馬会)の栗東トレーニングセンターに所属する8年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は現在の所ない。

 デビュー時の所属は栗東の五十嵐忠男厩舎だったが、2011年1月1日よりフリーに転身。茨城県勝田市(現・ひたちなか市)出身。双子の兄・国分優作も栗東所属の騎手。

 常用外漢字の使用に制約があるJRA公式ホームページ・新聞などでは「国分」と表記されるが、正しくは「國分 恭介」。


 恭介の身体が小さかったこともあって、母が競馬学校のパンフレットを家に持ち帰り、将来の進路のひとつとして勧めたことが騎手になるきっかけだったという。

 2006年4月に競馬学校第25期生として双子の兄・優作らと共に入学。3年生時に藤田伸二の特別講義を受けた一人である。他に同期は丸山元気、松山弘平、小野寺祐太らがいる。2009年2月に競馬学校を卒業。JRAでは柴田大知・柴田未崎以来13年振り2組目の双子騎手となった。


 調教中に落馬負傷したため、同期のほかの4人より1週間遅れてのデビューとなった。デビュー時の所属は五十嵐忠男厩舎。初騎乗は2009年3月7日、阪神競馬場第1レースのターンオーバーで、14頭立ての11着だった。同年4月25日、京都競馬場第12レースで5番人気スリーサンビームに騎乗し53戦目で初勝利を挙げた。兄・優作から6日遅れての初勝利だった。

 2009年9月6日、小倉2歳ステークスでダンツミラションに騎乗し重賞初騎乗(8着)。また、年末に中京競馬場で実施された「中京ヤングバトルシリーズ2009」(ポイント制)で優勝し、翌2010年の同シリーズも優勝し連覇を果たす。同年10月17日には府中牝馬ステークスをテイエムオーロラで勝利し、15度目の挑戦で同期一番乗りとなるJRA重賞初勝利を挙げる。

 2011年1月1日、フリーに転身。


 ほっさん愛馬での成績 (1戦0勝)

 2015年 8月 1日 サンフレイム 500万下 小倉ダ1000m 7着/11番人気


2014年10月19日 京都8Rでアルムダプタに騎乗する国分恭介騎手(13番人気/15着)

これ以降は2016年3月26日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ナガラブルボンは休み明けの前走が力を示す内容。ひと叩きして条件が好転する今回は差し切り可能。1200メートルならスピード生かせるダイシンバルカン、絞れて粘り強化が見込めるセトアローも差はなく、大崩れしなくなったワキノハガクレにも注意。」


短評は「混線模様」



予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU
デンコウライド
ゼクト
ダイシンバルカン
メイショウカフウ
セトノアロー
ハドウホウ
ワキノハガクレ △△ △△ △△ △△
ティエースカクタス
ボストンビリーヴ
サンビショップ
ナガラブルボン
サンフレイム
オヤカタ
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ダイシンバルカン 3.3
ナガラプルボン 3.4
ワキノハガクレ 6.6
セトアロー 8.1
サンビショップ 10.5
ゼクト 13.5
ロードメビウス 14.8
デンコウライド 17.2
メイショウカフウ 18.6
ハドウホウ 31.5
ティーエスカクタス 31.5
ボストンビリーヴ 32.9
オヤカタ 35.8
サンフレイム 37.6
エオロ 50倍以上



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
サンフレイム 69 63 63 55
ダイシンバルカン 77 68 74 72
ナガラブルボン 75 68 57 73
ワキノハガクレ 72 68 68 72
セトアロー 90 64 67 67
サンビショップ 68 67 62 65


デイリー馬三郎

本紙の見解

「発馬でつまずいて流れに乗れなかった◎ゼクトだが、直線に向いてからの伸び脚は目を引くものだった。本来の出来は取り戻しており、スムーズな競馬さえできれば首位争いに。○ダイシンバルカンは距離短縮で押し切りを狙う。〈浜口〉」

◎ ゼクト
○ ダイシンバルカン
▲ ナガラブルボン
× セトアロー
☆ サンビショップ
△ ワキノハガクレ
△ ティーエスカクタス
△ ボストンビリーヴ


サンフレイムは本紙無印(T_T)


サンフレイムは全13記者中 △(6番手以下評価) 1記者、無印 12記者

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

サンフレイム(16着)

 「スタート自体は悪くなかったのですが、行き脚がつくまでちょっと脚を使ってしまいました。馬体が増えていましたが、やや太いようでちょっと動きも重く感じましたし、こちらのアクションにスッと反応してくれませんでした。ノドの音は気になりませんでしたから、体が絞れてくればまた違うと思います。いいレースができず申し訳ありません」(松若風馬騎手・キャロットクラブ公式HP)

●各陣営のコメント

サンフレイム

 「休み明けだったし芝も合わないのだろう。実績のある条件で変わってほしい。」(西村真幸調教師・デイリー馬三郎)

 「前走は長欠明けで久々の芝だったとはいえ、あれだけ負けるとは・・・。今回は未勝利勝ちした阪神のダート戦。前進を期待。」(西村真幸調教師・競馬ブック)

●ほっさん予想

 前走内容が不甲斐なくというのはここ数日私が何度も繰り返した言葉ですが、レース前の専門誌での西村真幸調教師のコメントにも同様の言葉が出ています。

 やはり、長期休養明けだからと言っても、久々の芝だからと言っても、前走はもう少しやれるのではないかと私も陣営も思っていました。それがテン悪し、中悪し、終い悪しの内容で、これでは1度叩かれたからと言っても、勝ち上がった得意のコースだと言っても強気になれるはずがありません。

 ・・・ということで走る前から戦意喪失ですが、こういう時に大駆けしてくれると嬉しいんですよね。逆に大敗を覚悟していますから負けても何とも思わないですし気楽な立場です。

 悪いなりに真ん中の8着くらいには来て欲しいものですが。

これ以降は2016年3月29日に作成

●パドック

 サンフレイムの馬体重は前走マイナス6キロの492キロ。前走が太目だったということでこのマイナスは歓迎されるべき数字です。8枠2頭が西村真幸厩舎ということでパドックでは15番のオヤカタ(結局シンガリ負け(>_<))が14番のサンフレイムの前を歩いていました。

 サンフレイムの馬体は良いのですが、散漫で落ち着きがなく、あまり走る気がないように思えました。まだまだ休養モードのようです。

●レース 

 サンフレイムのスタートはかなり良く、このまま前にと思うのですが、二の脚が遅く、鞍上が下がらないように押っつけ押っつけになります。

 一時は9番手になりますが、4番手まで押し上げます。4コーナーでは外を回り、前に遮るものもなく、伸びれば戴冠か!!と思う位置取り。

 しかし、4コーナーですでに脚が上がっており万事休す。ズルズル後退して最終14着でゴールイン!!15頭立てのブービーでしかもシンガリは同じ西村真幸厩舎のピンクの帽子、オヤカタでした。

●時計の評価

 今回のサンフレイムの走破時計は1分14秒0良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分12秒2、勝ち馬の時計はピッタリ賞の1分12秒2でした。

 サンフレイムは短距離戦で勝ち馬から約2秒も離されており全く歯が立たないと言ったところです。またこの走破時計では未勝利戦ですら勝ち負けに絡むことは到底無理です。

●レース後の騎手・調教師のコメント

サンフレイム(14着)

 「休み明けの前回は体にだいぶ余裕があったために動き切れなかったみたいなのですが、今回は一度叩いて絞れていましたし、道中はいいスピードを見せてくれました。息遣いがもうひとつだったので、まだ中身が完全というわけではなかったのかもしれませんが、ここを使ったことでさらに動けるようになってきそうな感じでしたね。昨年、小倉で一度乗せていただいた時と比べてもパワーがついてるなと思いましたよ」(国分恭介騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「久々を使って馬体も絞まってきましたし、気配はかなり良かったと思います。スタートからそれほど無理せずに前へ行けましたし、手応えも良く見えたのですが、最後は一杯になってしまいました。外枠ということもあってどうしても脚を使わされてその分苦しくなったところもあるでしょうし、長い休み明けからこれが2戦目ですから、使いつつもっと動けるようになるはずです」(西村真幸調教師・キャロットクラブ公式HP)

●気になる賞金は

 特別出走手当が41.2万円。1口で割りますと950円程度になると思われます。

●今後の展望

 今までは直線での失速について、”ノド鳴り”の影響があるから仕方なしと逃げることができましたが、ノド鳴りが完治してのこの走りは絶望的です。

●最後に

 やはり芝とかダートとかではなく能力と言うしかないような気がします。

 前走よりもスタートは良かったですが、二の脚が遅く、ポジションを取るのに脚を使ってしまいますし、ペースが上がって行くところでも対応できませんし最後も脚が上がるのが早く全然勝負になりません。

 敗因は外枠だとか長期休養明けだからと言っても苦しい話です。


 もう少し距離を延ばすなどいろいろとやって行くしかないでしょうね。地方交流も選択肢だと思います。

 今回の大敗で夜の近況更新のところが”引退”になっているのではないかとドキドキしました(苦笑)。

 気長に良化や成長を待ちたいと思います。

 頑張れサンフレイム!!いつまでも応援しているぞ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2016年3月23日立ち上げ 24日、26日、29日加筆
サンフレイムの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2016年 3月 5日 第8戦 500万下 小倉芝1200m (16着/12番人気)

2015年 8月 8日 第7戦 500万下 小倉ダ1000m (8着/5番人気)

2015年 8月 1日 第6戦 500万下 小倉ダ1000m (7着/11番人気)

2015年 5月 3日 第5戦 3歳500万下 京都ダ1200m (13着/13番人気) 写真多数付現地観戦レポート

2015年 3月28日 第4戦 3歳未勝利 阪神ダ1200m (1着/3番人気)

2015年 3月15日 第3戦 3歳未勝利 阪神芝1400m (8着/6番人気)

2014年10月26日 第2戦 2歳未勝利 京都芝1400m (13着/8番人気) 写真多数付現地観戦レポート

2014年 6月14日 デビュー戦 2歳新馬 阪神芝1400m (9着/3番人気)

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